恋に恋するという不幸の始り

自分の何もかもをかなぐり捨て、身一つでお互いのことを求め合うような激しい本気の恋愛に身を焦がしてみたいと、おそらく多くの人が思っているのではないでしょうか。
身を焦がすような恋愛は永遠の憧れであり、自分にもいつかそんな人が現れてくれるのではないかと女性の多くは考えたりします。
ですが現実に出会える人というのはそれほど大きな偶然があるわけではなく、今付き合っている人がいる人もこれから誰かと出会うことを考える人も、結局は現実という平凡さの中にうもれて、なんとなく安心できる相手との恋愛に落ち着いていきます。

ですが、恋愛至上主義を自覚する女性の多くは、多くの人がどこかのタイミングで捨ててしまうようなそんな激しい恋への願望を捨てきることができません。
今付き合っている人に過剰に期待をしたり、また新しい出会いが会った時には「この人こそは…」という急展開を想像してしまったりします。
ですが注意してもらいたいのが、そうした恋に恋するという姿勢が、自覚のないままに不幸を呼び寄せてしまうこともあるということです。

恋に恋する気持ちが不幸を呼びやすいのは、そもそも激しい恋愛には不幸がつきものであるためです。
障害のある恋ほど燃えるという話にも示されるように、何らかのスパイスがある方がお互いに恋愛に対して執着をしやすくなるのです。
二股からの略奪愛や不倫といった行為がまさにそれで、相手がどれほど自分と愛し合っていても簡単には結ばれない運命にあると思うと、目の前の平凡な相手も一生をかけてもよいと思えるほどの素晴らしい人のように思えてきてしまいます。
ですが意外にこちらがわの気持ちに対して不倫や二股をしている相手は冷静に関係を見ていることも多く、ある日突然にあっさりと自分を捨ててしまうこともあるので注意が必要です。
よしんば相手を略奪し、自分が正式な付き合い相手や配偶者の座に収まることができたとしても、今度は障害が全くなくなってしまうので相手に対しての魅力が半減して、いつしかまた次の恋愛へと心が動いていってしまったりするものです。

いわゆる「ダメンズ」にはまるタイプの女性というのも、この恋に恋するタイプの人が多いようです。
ダメンズと呼ばれる人というのは意外にルックスがよかったり、話術がたくみであったりするので、このままではいけないと心のどこかで思っていつつも、別れるのが惜しくてズルズルと付き合いを続けていくことになったりします。