恋愛を長続きさせるための束縛

誰かを好きになると、その人のことをもっともっと知りたくなります。
恋愛の始まりかけの頃には相手のことが全くわからないわけですから、自分なりに距離を縮めるための努力をしたり、相手の好きなものや趣味について勉強をするなど歩み寄りをしながら理解につとめていきます。
ですが付き合いがある程度長くなってくると、相手のことが気分的に全てわかったような感じになってくるので、その知っている範囲以外のことを相手がしだすと不安な気持ちを感じるようになります。
自分の知らない相手の行動を見たり聞いたりすると、自分がおいていかれてしまうような気持になり、自分にとって把握ができないことはしないでもらいたいと強く願うようになってしまいます。
そのような不安感からの気持ちが相手への束縛という行動につながっていきます。

恋愛をする上でこの束縛というやりかたは非常にやっかいです。
束縛が強すぎると「重い」「うっとおしい」というような相手からの不信感を受けることになってしまいますし、かといって束縛をあまりにもしなさすぎると「自分にはあまり関心がないのかな?」という気持の離れを生んでしまうことにもなります。
一般的に女性よりも男性の方が束縛をされることを好まない傾向があるので、逐一行動を監視したり、友人づきあいやプライベートでの時間の使い方にうるさく口を挟まれると男性は女性をうとましく感じるようになってしまいます。
女性はどうかというと、当然きつすぎる束縛は重荷になりますが、男性よりは自分の行動に関心を持ってくれた方が嬉しいというふうに感じる人の割合は多いようです。
ただしこれはあくまでも一般的な傾向であって、男性でも自分の時間や趣味を管理される方が嬉しいと感じる人がいたり、女性でも自分の行動をあれこれ言われるのは好まないという人もいます。

恋愛至上主義が行き過ぎると「恋愛依存主義」になってしまいますが、そうした人に共通しているのが、相手のことをかなり厳重に束縛したがるという特徴です。
相手の携帯電話を盗み見してアドレス帳や通信履歴を毎日チェックしたり、無理やり自分の嫌いな友人や異性の友達との付き合いをやめさせるというようなこともごく当たり前です。
最初はそうした束縛も「それだけ本気で愛してくれてるんだろう」と笑ってもらえますが、それがあまりにもエスカレートしてしまうと、かえって監視の届かないような行動をとられてしまうものです。